こんにちは!安達です!
美容室の最大の課題である『集客』
個人の美容室だと特に集客が難しく、大きな美容室にお客様が流れていってしまいますよね。
しかしそこを解決しないと個人美容室には未来はありません。
顧客を定着させるのにもまずは『集客』で入り口を作らないといけませんからね^^
今回はそんな集客方法や美容室が特に閑散としてしまう『平日』の集客をどうクリアしていくのかを解説していきます!
目次
個人経営美容室の集客方法は?
まず個人経営の美容室の集客方法はどのくらいあるのかを見てみましょう!
個人経営の美容室では、広告資金に限りがありますので、
大手のような
・CM広告
・新聞広告
はできませんし、それをする理由もありません^^;
なので個人経営でできる集客は
・口コミ
・ホームページ
・チラシ・フライヤーポスティング
・情報発信ブログ
・リスティング広告
・設置型看板
・ポータルサイト(HPBなど)
・新聞折込チラシ
・タウン誌掲載
等ですね!
それぞれメリットとデメリットがありますし、
費用もそれぞれかかります。しかし新規を集めたり、地域で認知されるためには広告は絶対に必要です。
『新規・一見お断り』のお店も、圧倒的に集客をして、その中で定着してくれている方に対してサービスを上げ、高単価にした経緯があってこその『一見お断り』です。
最初の集客がなければ経営破綻してしまいますからね^^;
美容室の集客方法のそれぞれのメリットデメリットを解説!
美容室で使えるそれぞれの集客のメリットデメリットと
僕自身が一番大切にしている『攻める集客』について解説していきます。
自分のサロンに一番必要な集客はどれなのかを絞ること。
そして自分たちはどんなお客様を集めたいのか、どんな風にお客様を集めるべきなのかを知ること。
ケース1:美容室のお客様の口コミ
田舎で一番オーソドックスで、ある意味信頼関係の上で成り立つ集客方法が
『口コミ』
です。
自社の顧客さんからの紹介で新しい新規のお客様が来店してくれるので
圧倒的にコスパが良いです。
ただ、
良いも悪いもお客様次第なので、
『自社の打ち出したい所』を顧客さんが広めてくれているとは限りません^^;
来店されたときにきちんと自社の売りを紹介できているのであればOKですが
それができていないと逆ブランディングになるケースもあるので注意が必要です
基本的に口コミは『待ち』の集客方法ですね!
コチラが発信して阿多らに新規を獲得するわけではありませんので、即効性には欠けます。
そして狙った日の来店につなげることはできませんので、
平日の閑散日に集めることはできません。
ケース2:美容室の自社ホームページ
美容室でホームページを作成し、ホームページからの新規獲得を狙っているサロンは多いですよね。
ある意味ホームページがある美容室は『きちんとしている』という印象になるので、
ライバルが少なければ少ないほど、HPを作りこめば幅広い顧客の獲得も容易になります。
ホームページは、チラシなどに比べても圧倒的に情報量が多く
自社の魅力を徹底的に見せることができます。運営に少し経費は掛かりますが、今の時代ではあって当たり前のものなので、設備しておくほうが良いです。
料金やお客様の声などを総合的に判断し、お客様の来店につながるので、
魅せれる情報は全て出すのが良いですね!
キャンペーンやクーポンをホームページ上で設定していれば、新規集客の敷居を少し低くすることができます!
ただ、ホームページ自体が
『動く』ホームページでなければ圧倒的な集客は見込めません。
更新の頻度やSEO対策がされているかによっても変わるので、
こちらも基本的に『待ち』の集客といえます。
ホームページ自体に最低でも入れておくべきコンテンツは
メニュー・こだわり・スタッフ・口コミ・アクセス・予約
です。
これらが記載されていなければ集客効果を発揮することは難しいので、
今現在ホームページを持っていて、更新をしていないようであればまずはこれらを設定しましょう!
キャンペーンやクーポンなどを設定し、その利用を平日に限定にすることで
平日の閑散の割合を少し減らすことができます。
また、平日にメニューの料金を変えるのも効果的です。
ただし、単なる安売りになってしまうと意味がないので
価値のあるもの、自社の価値を徹底的にアピールしたうえで、平日は少しお得に利用していただけるようにしている
など魅せ方を整える必要はあります。
土日はどうしても込み合うので、
『平日がお得』というのを全面的にアピールしていれば、
主婦層や平日休みのお客様に届きますので、設定するようにしておきましょう!
ケース3:美容室オリジナルのチラシ・フライヤーポスティング
アナログ広告、チラシや、フライヤーなどの紙媒体での集客は、
個人的にすごく好きです^^
アナログのチラシは、決められた枠の中で自社の魅力をアピールしつつ
ターゲットが喜ぶ内容に仕上げることで、集客効果が見込めます。
チラシのデメリットは1回ごとにコストがかかることです。
集客を見込めるチラシを作成してポスティングしていかないと、無駄遣いになってしまうので注意が必要ですね。
しかし、実際にお客様の自宅に投函することができるので、
コチラから来店を促すことのできる『攻める集客』になります^^
コストがかかる攻める集客をするに当たって考えないといけないことは
『ターゲット』がだれなのか。
『ターゲット』はどうすれば喜ぶのか
『自分のサロン』を選んでもらう理由はなんなのか
の3つです。
これがないとチラシでの集客は非常に厳しいです!
逆にこれらを抑えたチラシを作成できて、近隣地域に撒けば
自分が求めているターゲットで、自分のサロンに興味を持った方を集客することができます。
そうすれば値段だけでサロンを決める方ではなく、『価値』をわかったうえで来店してくれる方が増えますので、
安売りからの脱却も可能になっていきます。
チラシで集客をするうえで美容室にとって重要なのが
『平日に集客することができる』という点です。
チラシで自社のメニューの価値を提供し、読者の興味を引き付けます。
その興味を持った状態で、裏面のキャンペーンを見、
平日に来店してくれる流れを作ることができるわけです。
平日に特化して集客をしていくのであれば、
片面は情報提供(価値の見える化)を行い、片面でキャンペーンを告知するのが良いですね!
特にキャンペーン面で『平日〇名限定』と指定しておけば、希少性と限定性を出すことができるので、
閑散日にお客様を集める事ができるわけです。
もちろんそれ以外の日は通常営業ですので、今までの顧客数+新規の平日での顧客数が増えるので、その分売り上げが上がるわけですね^^
ケース4:美容師の情報発信ブログ
ホームページ内に設置しているブログでも、外部のブログも同じですが、
情報を発信し続けているブログは一定数のアクセスがあります。
アクセス=見込み客である可能性が高いので、結果的に集客の助けをしてくれるわけですね!
ブログでの集客は、SEOがとても大切で、SEOを理解しないままブログを運営しても、集客には結びつきにくいです。
ある程度ニッチなジャンルで展開しているのであれば別ですが、ライバル店がいる状態なのであれば、SEOを理解してブログを更新し
お客様がまずは自分のブログを見てくれる状態にしていく必要があります。
サロンで使用するブログでは、地域名やメニュー名、サロン名などをタイトルに入れる必要があります。
例えば
「兵庫県 〇市 美容室」や
「兵庫県 〇市 〇〇(メニュー名)」
などですね!
大切なのは、日記にならない事。
『あなたのお客様は、あなたの日記を見て、来店したいと思うか?』ということです。
きっと、日記を見て、『来店したい!』と思う方は少ないでしょう(笑)
しかし、地域で初めてのものを導入したり、
新しいサービスを始めるのであれば、告知にも使えますし、そのサービスの名前をタイトルに入れることで新規集客にも使うことができます。
なので、こちらから情報を発信し、お客様を集客することができるので
ブログは『攻める集客』になるわけです。
攻める方法はいくつかあり、美容室であれば施術事例やお客様の声、新メニューの公開や、ビフォーアフターなど。
地域で髪に関して困っている方に、自分のブログを見てもらい、
悩みを解決してあげるわけですね。
『この美容室なら私の悩みを解決してくれる!』と思ってもらうことが重要です。
なので日記になってしまってはダメなんですね^^
タイトルで悩みのある方を引き付け、記事内で解決する
解決した後には、実際にサロンの予約を促すことで、新規集客になります。
自分の得意な分野で人の悩みを解決していっている事例を紹介すれば、見込み客がブログ上から来てくれるので、接客や施術もとても楽になりますし
1度公開した記事はインターネット上に残るので、過去に公開した記事から新規の方が予約をしてくれる、なんてこともざらにあります!
ブログ自体は無料でできることがほとんどですので、自分の業務の中に習慣として組み込むことで、ゆくゆくの集客がとても楽になります^^
うちでサポートしている会社は基本的にワードプレスでブログを更新してもらっています。
間違いなくワードプレスは検索の上位表示にも有利ですし、
電話予約数の把握もできるので圧倒的に他のものより有利です。
ケース5:美容室のリスティング広告
広告の中で、1度設定してしまえばあとは自動で集客してくれるのがリスティング広告です。
リスティング広告は、自社のページをインターネット上に広告として表示させ、見込み客にアピールすることができます。
例えば
「〇市 美容室」で検索されたときに
ライバルのページよりも自分のページを上に表示させる事で、新規の入り口を全て自分の美容室にするわけですね!
どの検索キーワードで自分のページを表示させるかを設定できるので、見込み客の集客に最適です。
また、キーワードごとに『1クリックいくら』というものが決まっており、その地域で他のライバルがリスティング広告を出していないのであれば、超格安で集客をすることができます。
例えばリスティング広告で1クリック20円ほどで広告を出したとします。
50人の訪問者があり、その中の1人が実際に予約をしてくれて、8000円のお金をいただいたとします。
8000円の売り上げ-1000円の広告費=7000円の粗利
なわけです。
リスティング広告は1度出稿すると資金を入れておけば半永久的に自動で集客してくれるので、こちらが営業をする手間もなければ、何かをする必要もありません。
ただし、クリックされた後に表示されるページを作りこんでおく必要はあります。
クリックした後のページには、即時予約を促す文章やキャンペーン、クーポンなどを入れておくことで『このページから予約をしたらお得なんだ』と認識してもらう必要があるからです。
クリック後のページに
自社のメニューの魅力、自社のこだわり、限定のクーポンなどを配置し
電話で予約をしてもらったうえで、『ホームページを見ました』と一言言っていただくと、
どのくらいの広告費をかけて、どのくらいの粗利があるのかを計算することができます。
粗利を増やすためには、予約ボタンまでで、
『凄くお得!すぐ電話で予約しておこう!』と思ってもらわなければいけませんので
価値の見える化や、クーポン内容がある程度のクオリティ、価値でなければいけません。
しかし、それができている状態でリスティング広告を運用すれば、
周囲のライバルとは一線を画した集客をすることが可能です。
またこちらから『予約』を促すことが出来るので、
『攻める集客』といえるわけですね^^
そのクリック後のページの中に
『平日〇名限定!予約枠残り僅か』などと記載しておけば、
狙った閑散日に集客をすることができるので、平日の集客対策をすることができるわけです!
ケース6:美容室の設置型看板
田舎を道路で走ったりしていると、道に看板が設置されていたりしますよね!
道路上の空いたスペースを利用し、看板を設置することで
その道路を利用している方に自分の美容室をアピールすることができます。
ただ、基本的に看板は「社名」や「サロン名」の認知度UPのために利用するのが良いです。
何故かというと、看板にいくらお得な情報が記載されていて、電話番号が表示されていたとしても、
『止まってじっくり見る』事ができないからです。
今は店舗名が分かればスマホで検索されることもあるので、
看板からの集客、というよりも
看板→ホームページ→集客
という流れになります。
設置にはある程度のコストがかかりますし、破損などがあればメンテナンスもする必要があります。
どのくらいのコストをかけて看板を制作するか、ですが、
基本的に看板の後の集客導線が敷かれていないのであれば、あまりコストを書けるのはおススメとは言えません。
看板以外の集客導線を全てしき、その後に看板を設置するのであればOKですね!
ただし看板も基本的に『待ち』の集客方法なので
看板を見た後に検索されるかどうかはそのユーザー次第になります。
得に看板で大々的に平日限定のキャンペーン!と打ち出すのも1つの戦略ですが、
高単価にシフトしていく際や、見込み客や上質な顧客を増やしていきたいのであれば、こちらもおススメではありません。
なので設置型看板では『攻める集客』や『平日の集客』を見込むのは厳しいといえますね!
ケース7:美容室専用のポータルサイト(HPBなど)
現代の美容室の多くが利用しているのが、
ホットペッパービューティーなどのポータルサイトに登録すること。
ポータルサイト自体でユーザーがある程度いるので、掲載してすぐに集客を見込むことができます。
ただし、エリアによってその掲載費用は非常に高く、広告費を圧迫してしまいます。
もちろんそれ以上に売り上げが上がり、粗利が取れれば問題はないのですが、ホットペッパーに集客を依存してしまうと、ライバルが増えた際にさらに広告費をかけなければいけません。
そして掲載費用の引き上げにも応じないといけませんので、ある意味言いなり状態になってしまうわけです^^;
田舎であれば掲載費用も安く、費用対効果も今のところは高いので、もしまだ導入していないのであれば導入しておきましょう!
ポータルサイトに掲載する文面は、こちら側で設定できるものがほとんどです。
サロンのキャッチコピーを見込み客の悩みを解決するものにすることで、
自分のサロンの強みを武器に、ポータルサイト内のライバルが少ない部分で勝負をすることができます^^
ポータルサイトは基本的にクーポンなどで新規顧客を開拓するのが得意なので、
作成するクーポンも自分のサロンのターゲティングに合わせて変更をしましょう。
クーポン内容を平日限定や、1日限定〇名などにすると、自分の求めている日に合わせて集客することができるので、
もしサロンが平日が閑散としているようであれば、平日に使えるクーポンの充実を最優先に行動するといいですね!
ポータルサイト内のブログを使って情報を発信することもできるので、
ホットペッパービューティーなどは、
『待ちでもあり、攻めることもできる』集客ツールといえます!
ケース8:新聞折込チラシ
新聞の購読率が下がってきている今、大々的に新聞折込で集客をしている方は少ないですが、
サロンのターゲティングによっては、新聞折込も戦略のうちの一つですね。
年齢層が高いので、白髪染めやグレイカラーに特化して集客をしていくのであれば、自分のサロンを新聞折込でPRするといいでしょう。
しかし、折り込むチラシの作り込みが甘ければ、
読者は『値段』の部分だけを見て美容室を決めてしまうので、
折込に入れるチラシの作り込みも必要です。
チラシの内容によっては
新聞折込で『攻める』集客をすることができます。
ただし、コストがかかりますので、
数回実践してみての粗利の率を考えて、継続するかどうかは決めておくようにしましょう!
ケース9:タウン誌掲載
個人的に新聞折込よりも集客効率がいいのがタウン誌掲載です。
タウン誌の投函方法がポスティングであれば、様々な世帯にアプローチすることができます。
ただしタウン誌は他のサロンも掲載されていたり、安売りのサロンも掲載しているので、
小さな枠の中でどれだけ差別化できるかが大切です。
タウン誌を継続的に集客に利用していると、
『タウン誌のキャンペーンで来る層』が定期的に来店してくれるようになります。
序盤は新規集客用の価格で掲載し、顧客が増えてきたところで
『全員が使えるメニュー』等の打ち出しに変えていく事で、タウン誌のターゲットを抱えることができます。
しかしポータルサイトと同じで、他の美容室も掲載されているので、浮気される可能性は高いですし、
小さな枠の中では、どう頑張ってもブランドを最大限にアピールすることはできませんので、
タウン誌の掲載料に対しての当月のタウン誌での集客を計算し、
粗利がどれだけ残るかを考えて使っていく必要があります。
告知の方法にもよりますが、毎回新しいメニューや告知を入れながらの掲載であれば、少し責めることのできる集客ツールですし
主婦層をとっていくようであれば、タウン誌の掲載は効率的です。
平日限定のキャンペーンやクーポンを発行し、閑散日にお客様を集めるように仕組化していきましょう!
美容室が平日に集客できない課題って?
美容室が平日に集客できない課題は、
・ターゲットをどれだけ細分化できているか
・自社のサービスの魅せ方を間違っていないか
・価値を見える化できているか
・希少性、限定性があるか
・平日の集客に効果的な広告をしているか
がポイントになります。
平日の集客が苦手なツールや、
『待ち』の集客方法をとっているようでは、いつまでも平日にお客様を集めることはできません!
コチラからお客様が『来たい!』と思うような情報を発信し、
お店の顧客数を増やしていくのが最も効率的に集客をできる方法だと思っています^^
まとめ
いかがでしたか?
多くの美容室はまだまだ集客を改善する余地がありますし、
余地があるのに改善していない美容室も多いのが現状です^^;
もしあなたがサロンの集客を変えたい!
もっとお客様が集まる美容室にしたい!と思っているようであれば、LINE@から直接ご連絡をください^^
私の公式メールマガジンでも、美容師の新しい働き方や、
個人経営の美容師が複数のキャッシュポイントをもって、経済的に豊かな人生を歩んでいくための情報を無料で公開しています^^
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