こんにちは!ヘアデザイナー安達です^^
美容師になると誰もが夢に見る、
「独立」「経営者」
しかし、美容師が経営者になるにあたって、注意するべきことがたくさんあります。
今回は、美容師として美容室の経営者になって、実際にどのくらい忙しいのか?
美容室の経営者の悩みってどんなものなのか?についてお話ししていきます。
目次
美容室の経営者は忙しい
雇われるときは早くお店を持ちたいと美容師なら誰でも思いますよね!
しかし経営側になると中々難しいものがあります。
お店もオープンまではウキウキしても、いざオープン目前は
緊張感に包まれます。
お客様くるかな?やっていけるかな?とか色んな不安が出て来るわけです。
もちろん、リニューアルやオープン前は準備でドタバタ。
それまでの工程でもやることは山積みです。
いざオープン!となると、まずは固定客をつかまないと経営は難しいです。
今までのお客様を、自分のお店に呼ぶのが許されている場合でも、既存顧客に対して、どのようにアプローチをしているかが大切です。
もし独立前の店舗からのお客様の引き抜きが禁止されているのであれば、
お客様ご自信がきてもらえば問題ありませんが、コチラからのDMやアプローチなどでいままで働いていたお店とのトラブルを起こさ無いように注意が必要ですよね。
今まで店舗に入って働いていた内容とはうって変わって考えることが多いので、独立直前も独立直後も、今までよりよっぽど忙しくなります。
美容室経営者は従業員の兼ね合いが難しい
美容室を経営していくにあたっての従業員の問題もあります。
一人で切り盛りすればいいのですが、やはり一人でお店をやるには限界があります。
サロンのコンセプトをどう持っていくかによりますが、
もしそこそこ回転のあるサロンにするなら従業員がいないと、循環がうまくいかず、お客様が逃げていきます。
特に「待たされる」のが苦手なお客様はそこで他のサロンに行くことも考えられますよね。
従業員がいれば居たでお給料が発生しますから、
・スタッフにどう生産性を持たせるか?
・どのランクのスタッフを求めるか?
・技術レベルの引き上げは可能か?
・サービス内容の意思疎通はできているか?
等々、スタッフの管理業務、育成業務も追加でのしかかってくるわけです。
もちろん今までの雇われの状態よりは大変です。
近隣美容室の価格競争
最近は通常の料金をとる美容室より半額とか、かなり安い設定の美容室が多いのも事実で、
そちらに流れていくお客様も多いわけです。
自分のサロンを通常料金で営業するには、それなりの技術があるのは前提として、
お客様が他サロンに比べて高いお料金でも、納得いくような仕上がり・サービスにしなくてはなりませんよね。
だからこそお客様一人の一人のヘアーをカウセリングしたり、その人の髪質に合ったシャンプーを含め、セルフケアのトータルアドバイスや、
より良い生活を送ってもらえるよう、お客様の水準に合わせた次回提案や、
「かわいくなれる」ためにこちらができる提案なども含めてトータルでプロデュースする必要があります。
お客様の集客
とにかくお客様がこない限り経営は出来ないですから、お客様が来るように広告を出したり、
ネットのポータルサイトに載せたり、口コミで広げたり、紹介を集めるために工夫をしたりと、なかなか苦労はあります。
その分、成果が出ると嬉しいものですが、全てが費用対効果が良いわけではありません。
固定客さえ掴んでしまえば、特に女性なら1ヶ月に一回は来ていただけるもので、経営面では少し安定しかけてきます。
とくにシニア世代は白髪が自分で染められないから2週間おきにヘアカラーに来ていただけますから、固定のお客様は本当に大切です。
新規のお客様もリピートしてもらえば固定客に繋がるので、新規のお客様の性格も見ながら、どの接客がいいのか、どの技術が合うのかなど慎重に見定める必要があります。
・このお客様は、あまり話し掛けるとダメ
・このお客様はヘラヘラ喋ったほうがいいかもしれない
・このお客様はノウハウがお好き
・このお客様は素早く仕上げるのが好き
など、考えながら接客してリピートに繋げる努力をします。
従業員がいる場合は、従業員の教育もしながら、技術や接客の勉強も教えないといけませんので、
・雇われるほうが楽だった
・雇われのほうが時間もあったな
とか、ちょっと後悔とか不安になることもあります^^;
どんな経営者でも、一回くらいは後悔したとか、こんなに経営って難しいんだ。
と思うことがあると思います。美容室は繁忙の時期と、閑散とする時期もあります。
とたんに暇だと、「ヤバイなぁ・・・」と、売り上げばかり気にしてしまうのですが、
・それまでの導線が甘かったのか
・ここで利益だけ追及してはいけない
・今いるお客様を次につなげることを考えなければ
など、自分がやるべき仕組みづくりが理解できるようになるものです。
きちんと固定客をつかみ、お店が回れば、取りあえず安心感はありますが、それには努力が必要ですし、
雇われの時以上に考えることが多くなる以上、必然的に忙しくなるのはある意味当たり前かもしれません^^
それを悩みと言ってしまえばそれまでですが、経営者としてのスキルアップには欠かせない時期だと思います。
初心を忘れない事
どの美容師も、もちろん僕も含めてまだまだ勉強不足だと思っています。
いつも初心者の気持ちを忘れずに。
美容師として、プレイヤーのスキルを磨いて
どんなお客様が髪の相談にきてもストレートに答えられてお客様に納得されるには、毎日の勉強も必要です。
経営者としても、初心を忘れずに、「人に喜ばれるサロン」
「スタッフが喜ぶサロン」を目指しながら、陰の立役者として経営をしていくのが良いですよね^^
精神的にも肉体的にも疲れる仕事ですが、お客様に喜ばれると最高に嬉しくてこちらからも感謝できる、すごくいい仕事だと思っています。
お客様は神様ですというのは雇わているときはあまり考えないのかもしれませんが、
経営をするようになると特に、その意味がよく理解できます。
自分のサロンを信用して来店されて、綺麗になる自分に納得して、また来店してくれる、
こんなにうれしい循環はないですよね^^
もちろん経営者としてつまずくこともありますが、それは乗り越えることですから、そこで立ち止まっているようでは経営者失格です。
人生、楽あれば苦もあるは、本当です^^;
楽ばかりでは前に進めず、変化もありません。
常に自分をレベルアップさせる意識を持つのが大切なんです。
うちはサロンの売り上げだけですべてを賄おうとせず、個人も、経営も余力を残した状態にしたかったので、
ネットを使った事業を取り入れていました。
ホームページ自体をキャッシュポイントにしたり、
サロン内で使えるDRMを取り入れたり、
ネット広告を使用することで新規集客をスムーズに行ったりするわけですね!
実際にこの方法を取り入れて月に30万以上の純利益がネットだけで上がったり、
たった1000円の広告費で新規が1人来店してくれたり、
0円で再来率をぐんぐん上げる方法など、
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