こんにちは!ヘアデザイナー安達です^^
美容師の『スタイリストデビュー』って、ものすごく遠いように感じていませんか?
自分のいるサロンにもよりますが、
美容師が「スタイリスト」になるために必要な事って、どこでも同じだと思っています。
ただ、それをよしとするサロンなのか、そうでないのかの違いだけで(汗
今回は美容師が最短でスタイリストデビューするために必要な事や、
何が必要なのかを紹介していきます^^
目次
①「接客力」よりまずはとにかく「技術力」
大工さんであれば「技術力」、ホテルマンであれば「接客力」。
ですが、美容師に求められる力は人の髪を整える・デザインする「技術力」も店販やお客様の雑談・お悩みを聞いてあげる「接客力」も求められます。
先に断言します。アシスタント1年目からスタイリストデビューして、お客様を抱えるまでは技術を身に着けることに専念するべきです。
僕は元々人と話すのが好きなことがきっかけで美容師業界に入りました。
そのため人間性、笑顔、初対面でのウケ、
発言の際のアクセント、テンション。全体の雰囲気づくり、店販等。
接客や営業力に対して誰よりも「人の心を開くこと」に対して高いプライドを持っていました(笑)
「接客で人を幸せにしてやる!」と日々、熱い志と野心をもちサロンワークに励んでいました。
ですが僕はデビューするまで正式入社をして1年ほど時間を費やしました。
業界全体でみるとスタイリストになるまで3年といわれているため比較的早い方ではありますが、今思うと効率よく考え、お客様からは何を求められているか?
今何を優先するべきなのか?の部分に着目して行動を起こしていればその半分にできたな、と。
ですが、残念なことにサロンワークで僕は人にどうしたら気に入られるか?ばかりを考えていました。
おかげでよく「人に気に入られても技術が伴わないとダメだよ」とオーナーからよく言われていました。
今思えば「新規客」ももちろんですが「生涯顧客になるお客様」を担当してほしい。
負担を減らしてほしい、売り上げのキャパを拡大してほしい。美容師としてきちんと一人前になってほしい、などなど
という想いだったのだな、と。
確かにお客様から気に入られるし、すごいまじめで素直な性格だったので上司からも息子のように可愛がられました。
確かにそこも求められているのですが、一番優先するべきことは技術力。
お客様は髪を切りに、または整えるために美容室来ています。
話だけをしに来ているわけではありません。自分の髪型や身に着けているカッコイイ、またはかわいい服を見に来ているワケじゃないんです。
トークや雰囲気作りだけ意識してもではお客様を1~10まで担当できません。
ですが「技術」を身に着けたら最悪話が面白くなくても髪を整えて帰っていただく1連の入店からの退店のフローはこなせます。
お客様の話題集めに必死になっていませんか?
楽しい職場にしようと「雰囲気づくり」だけに焦点を向けていませんか?
話が面白いなら漫才師になればいい。
自分のかっこよさ、服や髪型のセンスだけを発信したいならモデルや芸能人になればいい。もし美容師で飯を食ってくならば
「お店、会社で提供している施術メニューを任せられる人材に早く育ってくれ。」と期待されていることに応えることです。
②計画表、日記帳、ノート、サロンワーク用のメモ等のツールの使い分けをはっきりさせる。
「見て学べ!盗め!自分で考え自分で動け!」と教育する職人思考なオーナーさんやスタイリストさんが未だ多いです。
重ねて、美容学校は美容師免許取得のための学校で、ほとんど技術知識は現場で覚えていきます。
自分で考え、観察し、行動する力が求められています。
なので計画、見直し等のデビューまでのプロセスが鍵となります。
そこでおススメするのが
1、1日・1週間・1か月・1年ごとの計画表
2、日記帳
3、サロンワーク時のメモ、情報蓄積のためのノート
の目的達成、継続するためのツールを使い分けすることをお勧めします。
まず計画表ですが
1日、1週間の短期的な計画表
1か月の中期的計画表
1年の長期的計画表
で分けて作成します。
具体的に「3年目標なら1年のうちにここまで」
「そうなると1か月ここまで達成しなきゃ」
「そのために1週間でここまでこのテーマでできるようにならなきゃ」
「そのためにはこの作業と勉強が今日と明日に必要だな」と細かいプロセスを考え構成することで自分に必要な作業量、
充てるべき時間が明確に見えてきます。
ただこれだけだと思うように進まないこともあると思います。
なので僕は2の「日記帳」もぜひ活用することを強くお勧めします。
書き方としては堅苦しくない程度にここがこうだったからうまくいかなかった、
『だから明日はここからはじめてみよう!』
や
『ここはこうしたらもっと効率がいいんじゃないか?そうしたらもっと早く次のテーマに移れるのでは?』等でいいと思います。
重要なことは勉強や練習の行動内容の振り返り、その結果、明日へ生かすこと。
具体的な行動内容等が毎日確認出来たら上出来だと思います。
イメージは「大→中→小→細」の計画建て。
めんどくさいとか地味とか思うかもしれませんが、習慣化できたら圧倒的に早く成長、目標達成できること間違いなしです。
3のメモとノートの使い分けは要はサロンワーク用のメモ、帰宅後のまとめ用または自主学習用のノート。
これには「情報蓄積の為」「忘れないようにする為」の二つの効果があります。
この二つのツールは必須と思ったほうがいいです。
メモだけでもダメ、ノートだけでもダメ。部分部分の細かい情報をメモ、そして帰宅後に自分の言葉に翻訳して綺麗にまとめる。
まぁ初歩中の初歩というか、当たり前のことですが。(笑)
③美容師としてのゴールや将来像を明確化、マインドマップの作成
自分はどういう人間か?どうしたら幸せになれるか?独立か、会社に依存するのか?
かっこいい人間になるのか?かっこいいデザインを作りたいのか?
人間性を評価されたいのか?売れる人間になりたいのか
流行りを作りたいのか?個性を出して発信して有名になりたいのか?
何が欲しいのか?どうなりたいのか?
お金が欲しいのか?自由になりたいのか?慕われたいのか?..etc
自己分析や自分の方向性立てというのは大事です。美容師業界の人とたくさん関わってきましたが、できているようでできていません。
お金をより「好き」や「華やか、かっこいい」で業界に入る方が多いため入りの志やきっかけが浅いんです。
だから入ってみたはいいものの、カットすることの楽しさやお客様を担当することへの充実感を知らず皆辞めていくんです。
なぜ隣の芝生が青く見えるのか。
ただかっこいいだけで入ってみたら安月給に長時間労働。
しかも教育カリキュラムが雑。それは仕方ないことです。
だからこそ、「独立したらもっと好きなようにお店もデザインして、好きなスタッフやお客様に囲まれて幸せにかつ好きな分だけ働けて自由になれる!」や
「大手だから多少の制約はあるかもしれないけど、営業や集客、ブランディングは会社に任せて安定して1人1人のお客様を幸せにすることが幸せだと思う!」
等、の自分の価値観、方向性のコンパスは自分自身で理解しておくことが必要です。
あとは道筋に沿って努力、勉強、トライ&エラーの繰り返しでいいわけですから、そう考えるとすごい簡単ですよね(笑)
美容師はとても夢があって、独立もしやすく一般的なサラリーマンに比べると制約も少なく素晴らしい仕事だと思います。
ですので今後の個人が強くなっていく時代にとても合っている職業かと思います
まとめ
今現代が個人の発信が強くなっていて、
個人でも仕事ができる美容師だからこそ、きちんと将来を見据えて行動していかないとダメなわけですね!
自分の力で『計画』し
自分の力で未来を切り開くことで、
収入ももちろん、自由な時間も増えていくのが人生です^^
私は今現場で美容師もしながら、複数サロンを経営しています。
しかし、これからの時代は個人単位でも売り上げや収入を伸ばせる時代です。
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